早期英語教育について

ヘッドホンを持った人物の装飾的な写真
早期英語教育を話題にすると主に2つに分かれる意見があります。 「語学学習は早ければ早いほど良い」などに対し、「母国語が固まるまえに外国語を学習すると脳が混乱し思考能力が育たなくなる」などの意見。 個人的な意見ですが、私はどちらか一方が「正解」でどちらか一方が「間違い」だと思いません。 ただ、幼い子供たちは音声にとても敏感で吸収力が高いと言われていることも事実で(音声だけでなくそのほかのことも敏感だろうけど)、母語の確立も人格や思考能力形成などに影響があるのでとても重要だとも言われていることも事実。

早期英語教育を話題にすると主に2つに分かれる意見があります。

「語学学習は早ければ早いほど良い」などに対し、「母国語が固まるまえに外国語を学習すると脳が混乱し思考能力が育たなくなる」などの意見。 個人的な意見ですが、私はどちらか一方が「正解」でどちらか一方が「間違い」だと思いません。 ただ、幼い子供たちは音声にとても敏感で吸収力が高いと言われていることも事実で(音声だけでなくそのほかのことも敏感だろうけど)、母語の確立も人格や思考能力形成などに影響があるのでとても重要だとも言われていることも事実。

ということで、早期語学教育のメリットとデメリットを考えてみたいと思います。

早期語学教育のメリットとして提唱されている1つ目は発音。私の娘も2歳からインターナショナル・プリスクールに通っていたので発音はネイティブ並み。 2つ目はリスニング力。 幼い子供たちはスポンジのような吸収力があるので、たくさん英語のシャワーを浴びた子供たちはたくさん吸収し、「英語耳」を自然に形成することができるようです。 3つ目は固定概念や間違いに対する恐怖感や抵抗感などがなく、スムーズに自然に英語環境に慣れ習得できるという点。 また外国人の先生たちと過ごす時間は、異文化に触れることができるという点もメリットの4つ目として挙げられるかもしれません。

ではここで、早期語学教育のデメリットとして挙げられる点を考えたいと思います。1つ目は「母国語の思考能力が未発達な時期に英語を身につけさせることよりも、母国語の単語や表現力を身につけさせることが大切」と考える方も多いようです。

English conversation podcast

ここで疑問です…2か国語以上を喋ることは珍しいことでしょうか?

他国では公用語が複数ある国も少なくありません。歴史的背景もありフランスや日本など植民地化されなかった国は1カ国語しか話さない国だけど、移民からの国々、たとえばカナダなどは2カ国語以上話せる人が多いようです。 世界と比べると早期バイリンガル教育は珍しいことではなく、国によっては当たり前のことで話題にもならないようです。 日本に住み、日本人の家族と暮らし日本の学校に通う中で日本語での時間は必然的に多くなるので心配する必要性は低いのではないでしょうか。

私の知り合いの、母は日本人で父はパキスタン人でカナダ在住のお子さんは、3か国語マスターしていますが思考能力も表現力も問題ないようです。

デメリットとして挙げられる点に「自発的学習ではない」ということもあります。 親の意向が大きいということでしょう。大切なのは過度になり過ぎず、子供にプレッシャーを与えず、楽しい環境で自然に学ぶことができるよう配慮することではないでしょうか。 個人的な意見ですが、プリスクールに通っていた娘やお友達の様子を観察していると、自分の意見やアイディアをしっかり持っている、また他のお友達と共有できているように感じます。 個性を伸ばし育て大切にしてくれるオーストラリアやニュージーランド、イギリス、カナダ、アメリカなどの国々の先生たちとの時間は英語だけでなく、柔軟な思考力や協調性を自然と身につけたように感じています。 いずれにしても、英語(他言語)ができて損することはないと思いますし、反対に英語が話せることで広がる世界があり、なにより“楽しい”と私は思っています。

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